お知らせ
2020年07月25日
7月勉強会(光苑ケアセンター)
7月の勉強会は食事サービス委員会!(^^)!
【テーマ】~食事姿勢・自助具体験・利用者様の立場に立った食事介助~
今回は、職員が利用者様の立場となり、介護現場で起こりがちな不適切なケアについて学び、職員の実践形式でデモンストレーション・勉強会を行いました。
食事前にはまず準備・姿勢から・・・リハビリ職員による食事前の適切な座り方の指導(^^)
次は食事前の食べる姿勢が悪かったり、どうしても忙しくなると立ったままで介助をしてしまいがちですが、そうする事で顎が上がってしまい誤嚥のリスクが高くなってしまうこと・・・
手に障害があっても、我々職員が自助具を提案することで食べやすさも実感しました。
最後に椅子に長時間座ることでお尻が滑りアゴが挙がった状態での水分摂取を体験・・・本当に飲みにくく特に高齢者では誤嚥してしまい、非常にリスクが高くなります。
一度皆様も上を向いたまま、下を向いたままお茶を飲んでみてください^_^;
何より食事は「楽しみ」でなければいけません。介助時には声掛けは忘れずに主菜・副菜の食べる順番を変えてみたり、食事前・食事中・食事後には介助者がやるべき事がたくさんあり、今回は食事サービス委員会メンバーが中心に考えられた内容で、食事介助の重要性を見つめ直せる良い機会となりました(^^)/
健常者は当たり前に行われる食事・・・ですが何らかの障害をお持ちの方は、ご自分で食べる事が出来ず、認知症や失語症のある方は食べたい物の順番を選択することが出来ない方もいらっしゃいます。
少しでも「楽しみ」ある食事が出来るよう、我々も利用者さん気持ちを考えることで、味や見た目はもちろんのこと、食事提供にあたり準備の段階からサービスの向上に努めていきたいと思います。